PMI

PMIの特徴

■レヴィング・パートナーのPMIの特徴

PMI(ポスト・マージャー・インテグレーション:Post Merger Integration)とは、企業買収後の統合プロセスを指します。
企業統合を成功に導くためのポイントは大きく2点です。

① 事前に統合の手法を設計した上で実施する
② PMIのプロセスを明確にして、そのプロセス通りに進める

① 事前に統合の手法を設計した上で実施する

統合の設計は、企業全体から各部門の業務レベルまで、全体設計から詳細設計まで必要になります。
それには買手企業の情報を詳細に知る必要があり、そのためのビジネスDDは必須であるといえます。
また、PMIを外部に委託する場合、買い手企業と売手企業の双方のビジネスDDを実施する必要があります。
買手と売手の双方の現状把握を行った上で、具体的な統合に向けての構想を練って、具体的な業務まで立案します。こうして全体設計と詳細設計が完成したら、これらを実行するためのスケジューリングを含めたアクションプランを作成します。
アクションプランの内容は、プロセス単位での具体的な「実行内容」、「実行期間(開始予定日~終了予定日)」、「責任者」、「実行者」です。

② PMIのプロセスを明確にして、そのプロセス通りに進める

プロセスは、「全体から詳細へ」という流れで統合していくことが重要です。
具体的なPMIは、①経営統合、②管理統合、③業務統合という3つのプロセスで実施していきます。

プロセス統合名概要内容
【1】経営統合経営全般■統合後の枠組み(全体)設計
・基本概念の統合⇒経営理念、ビジョンなど
・経営体制・組織体制の再構築
・経営戦略の立案
・マーケティング戦略の立案
・基幹システムの統合
・管理業務の制度の統合
【2】管理統合各部門■統合・シナジー発揮の運用設計
・事業戦略の構築
・各部門の組織体制
・マネジメントの仕組み
【3】業務統合各業務■各業務の詳細設計
・各部門のシステム・業務の統合
・ルーチン・各種機械装置の統合
・部門間連携の統合
・理念等の従業員への浸透

【1】 経営統合

「経営統合」とは、経営全般を統合するためのプロセスです。
具体的には、経営理念やビジョンといった基本概念から、会社全体の経営体制や組織体制の再構築、経営戦略・マーケティングの立案です。
その他、基幹システムや、人事労務など管理業務の制度の統合やすみ分けなども指します。
特に、シナジー効果を実現するためには、互いの経営資源をどのように統合するか、あるいは各々の強みをどのように活用するかという、統合後の経営戦略やマーケティングの構築が重要であり、最初にこの枠組みの設計をしっかりと実行することが重要になります。

【2】 管理統合

「管理統合」とは、シナジー効果を発揮するため、および各部門を統合するための運用面での設計プロセスです。
具体的には、事業戦略の構築、各部門の組織体制、マネジメントの仕組みの再構築です。
シナジー効果を発揮するための枠組みを構築した後に、どのような組織体制やマネジメントで運用していくかを決めるプロセスです。

【3】 業務統合

「業務統合」は、各部門のシステムや業務内容、ルーチンや各種機械装置の統合です。
各部門の具体的な業務を統合し、効率的に運用するための詳細設計のプロセスになります。
また、各部門の業務の中には他部門との連携も必要になる業務もあるため、部門間連携についても調整が必要になります。
全体の枠組みと運用管理を整えた上で、最後に現場レベルの業務を統合することで、統合後の業務をスムーズに実現していきます。
なお、経営理念やビジョンなどを従業員へ浸透させる業務もこのプロセスになります。

事例紹介

当社の支援事例が経済産業省の「PMI取組事例集」に掲載されました。
ニュースリリースはこちらをご覧ください。

出典:経済産業省ウェブサイト(https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/sme_pmi_guideline_course/tool/jirei.pdf